(1)シャブリ シャン ロワイヨ
【みずみずしい果実味とほのかな樽香とがより調和した風味に仕上がっています】
ワイナリー(生産者) : メゾン ウィリアム フェーブル
産地(国名 地方) : フランス ブルゴーニュ
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : シャルドネ100%
合う料理 : 夏野菜のグリル、白身魚の塩焼き
<ワイナリー・造り手について>
250年の歴史があり最も多くのシャブリのグランクリュ畑を有する名門が造るネゴシアンワイン。高品質を保つため徹底指導した手摘み収穫のブドウを使用。テロワールを表現することにこだわっています。全体量の98%が機械収穫のシャブリで手摘みは極めて異例。短時間プレス(1時間-2時間)し低温にて軽く清澄。樽発酵とステンレス発酵を使い分ける。6-10カ月熟成(10%は小樽熟成)
<香りや味わいについて>
みずみずしい果実味とフレッシュな味わいを感じつつ、全体的に角のないフェーブルのACシャブリの中ではふくよかな印象のワインです。
(2)ムロス アンティゴス エスコリャ
【アンセルモ・メンデスはポルトガルを代表する造り手。微発泡のヴィーニョ ヴェルデではなくドライなワイン】
ワイナリー(生産者) : アンセルモ メンデス
産地(国名 地方) : ポルトガル ミーニョ
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : ロウレイロ40%、アヴェッソ40%、アルヴァリーニョ20%
合う料理 : シーフードサラダ、アサリの白ワイン蒸し
<ワイナリー・造り手について>
アンセルモメンデスは1998年創業、アルヴァリーニョ造りに定評があるモダン・ヴィーニョ ヴェルデの造り手。今やヴィーニョ ヴェルデのみならずポルトガルを代表する生産者として知られます。ムロス アンティゴスは「古い壁」を意味し、城壁で区切られた古い畑のブドウを使用。丁寧な剪定により収量を制限。完熟したタイミングを見極めて収穫し、非常に優しい力で果実をプレス。低温管理しステンレス発酵。
<香りや味わいについて>
ヴィーニョ ヴェルデの代表的な土着品種3種のブレンドワイン。柑橘類や桃、杏などのアロマ。みずみずしく滑らかな口当たり。従来のヴィーニョ ヴェルデとは異なる辛口スティルワインです。
(3)ラ クーナ デ ラ ポエジア ビウラ(スクリュー)
【青リンゴやレモンのパイ、熟した桃の香り。柑橘系果実の味わいが爽やかで、美しく丸みのある余韻】
ワイナリー(生産者) : アルティガ フステル
産地(国名 地方) : スペイン ナバーラ
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : ビウラ100%
合う料理 : タコのセビーチェ、アサリの白ワイン蒸し
<ワイナリー・造り手について>
LA CUNA DE LA POESIAは「詩人が生まれた場所」という意味で、スペイン最初の詩人と言われるゴンサロ デ ベルセオ(12-13C)の生家がワイナリーの近くにあったとされることに由来。ブドウの収穫、プレス後、低温で管理し、大きなステンレスタンクで15-16度で発酵。樽熟や瓶熟は一切行わずリリース。
<香りや味わいについて>
青リンゴやレモンのパイ、熟した桃を想わせる香り。新鮮な柑橘系果実の味わいは、口中を爽やかに包み込み、美しくまろやかな余韻も感じられます。
(4)ピンタ ネグラ ブランコ(スクリュー)
【大西洋の海風を想わせるポルトガル土着品種ワイン。フレッシュな柑橘系やトロピカルな風味といきいきとした酸味が心地よい味わい。魚介類を多く食べるポルトガルでは食事に合わせて気軽に楽しんでいます】
ワイナリー(生産者) : アデガマイン
産地(国名 地方) : ポルトガル リスボン
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : アリント60%、フェルナン・ピレス40%
合う料理 : 海老の塩茹で、アクアパッツァ
<ワイナリー・造り手について>
アデガマインは2011年創設。リスボンから北に40km、大西洋からわずか10kmに位置。設立わずか5年でポルトガル国内でワイナリー オブ ザ イヤーに選ばれるなど、今注目の生産者です。ポルトガルを代表する醸造家アンセルモ メンデスと若手のディオゴ ロペスが醸造。除梗後軽くプレスし、低温管理しステンレスタンクで発酵、そのまま4カ月熟成。
<香りや味わいについて>
フレッシュな柑橘系やトロピカルな風味といきいきとした酸味が心地よい味わい。魚介類を多く食べるポルトガルでは食事に合わせて気軽に楽しむスタイルのワインです。シーフード全般におすすめです。
(5)ソアーヴェ
【家族で営む小さなワイナリー。平均樹齢35年のブドウを手摘みで収穫。リンゴや柑橘系の香りとグリーンノートがあり、ブドウの熟度を想わせる凝縮感のある味わいです】
ワイナリー(生産者) : コルテ アダミ
産地(国名 地方) : イタリア ヴェネト
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : ガルガーネガ90%、トレッビアーノ10%
合う料理 : グリーンサラダ、鮮魚のカルパッチョ
<ワイナリー・造り手について>
元々は3代に渡りヴェネト州でブドウ栽培を行ってきたアダミ家が2004年から自社で瓶詰めを開始。所有畑は36ヘクタール。ヴァルポリチェッラとソアーヴェに畑を所有しています。収穫後、優しくプレス。14度で一晩コールドマセラシオン。アルコール発酵は温度管理しながらステンレスタンクで行い、澱引きせずに2カ月置く。その後、瓶詰めし、瓶内で1カ月ほど休めてからリリース。
<香りや味わいについて>
黄色リンゴや柑橘系の果実の要素、直線的でシャープな味わいとブドウ果実の熟度を感じさせるほどよい凝縮感。余韻も長くコストパフォーマンスが非常に高いワイン。
(6)シャルドネ(スクリュー)
【ラフィットグループのロス ヴァスコスの白。バランスが良く、果実味豊かなブーケと、デリケートな味わい】
ワイナリー(生産者) : ロス ヴァスコス
産地(国名 地方) : チリ チリ
タイプ : 白
ボディ : 辛口
ブドウ品種 : シャルドネ100%
合う料理 : グラタン、白身魚のムニエル
<ワイナリー・造り手について>
ラフィットグループがチリでファインワインをつくるという開拓の志のもと、1988年から所有。植え替えや水源の確保、畑の区画ごとのミクロクリマの把握などを行い品質向上を測っています。自社畑の冷涼な区画と、カサブランカやレイダなどにある契約畑から、同社のスタイルに合ったブドウを選んで収穫。収穫後、冷却したブドウを除梗、破砕。14-18度に温度管理されたステンレスタンクで発酵。
<香りや味わいについて>
メロンやグレープフルーツに、シャルドネ特有のヘーゼルナッツを想わせる香り。口に含むとリッチで、しかもフレッシュで心地よい果実味が広がり、しっかりした構成と長い余韻が感じられます。