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Hankyu PLAT FARM MARKET 「梅田ミツバチプロジェクト」ハニーカステラ・ハチミツHankyu PLAT FARM MARKET 「梅田ミツバチプロジェクト」ハニーカステラ・ハチミツ

ミツバチがつなぐ、人・街・自然の絆
(大阪府大阪市「梅田ミツバチプロジェクト」の蜂蜜)

「他の大都市と比べて緑の少ない梅田で、一体どんな蜂蜜が採れるのだろう」。未来の都市環境づくりに対する志を胸に3人のメンバーが発足した「梅田ミツバチプロジェクト」。その一員であり、大阪初の都市養蜂を確立した小丸和弘さんと、プランナーの西谷知恵さん。今回は実際に“都市養蜂”のお仕事を拝見しながら、おふたりが梅田で描く“ミツバチと養蜂の未来”について、聞いてみた。

1.大都会・梅田は、実は蜂蜜の隠れた宝庫!

「都市養蜂は文字通り、都会で行う養蜂のこと。都市生活者に自然と触れ合う機会を提供し、環境への意識を向上させると共に、受粉を通じて周辺植物の活性化にも貢献できるユニークな取組みとして、世界各国で行われています」。そう教えてくれたのは小丸さん。そもそも、梅田のような大都会で、蜂蜜が採れるものだろうか。「神社仏閣の御神木や川辺の草花、ベランダに植えられているハーブ…。都会って、実は蜜源の宝庫なんです」。さらに、都会は近くに大規模な田畑がないので、農薬の影響を受けることが少ないのだとか。

2.ミツバチの幸せを考えた“屋内型養蜂”

「では、実際に採蜜の様子を見てもらいましょう」。そう言って案内されたのは、梅田・茶屋町ヤンマービル12階、社員食堂のど真ん中。分厚いガラスの壁と二重扉で守られた部屋には、外へ続く吹き抜けの天井と、ミツバチたちの住処があった。「ミツバチの活動時間は明け方から夕方頃。それまでに採蜜や健康チェックをします」。ミツバチの生活に負担をかけないための試みだ。また、大阪府は全都道府県の中で唯一“養蜂条例”が存在するため、最低でも週に一度、ミツバチの様子や産卵状態を見極める“内検”を行っている。

3.ミツバチと人が共生できる未来を梅田から

「ぜひ、採れたてを食べてみてください」というお言葉に甘え、フレッシュな蜜を舐めてみる。舌先を包み込むような強い甘みに、サラリと消える後味。しつこさが全くなく、何度でも食べたくなる。「梅田ミツバチプロジェクト」では、そんな非加熱・無添加蜂蜜の養蜂・販売に加え、未来ある子供たちに向けた定期的に“ミツバチ学習会”を開いている。「都市養蜂は、街の人々の協力がなければ成り立ちません。まずは、ミツバチや都市養蜂を正しく理解してもらうこと。これがミツバチと人、街、自然との共生関係を築く第一歩だと思います」。

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