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Hankyu PLAT FARM MARKET 「飛鳥フーズ」『若潮丸』船凍いかHankyu PLAT FARM MARKET 「飛鳥フーズ」『若潮丸』船凍いか

命懸けで水揚げした船凍いかの極上いか刺しを、多くの人に食べてほしい。(新潟県・三条「飛鳥フーズ」の『若潮丸』船凍いか)

左)『若潮丸』漁労長 本間健さん
右)株式会社飛鳥フーズ代表取締役社長 五十嵐七朗さん

いか製品を主力商品とする「飛鳥フーズ」の生産拠点、山形県酒田市は“船凍凍結するめいか(船凍いか)”の水揚げがある港町だ。本間健さんが漁労長を務める『若潮丸』をはじめとする船団は、いか漁が解禁される6月から翌年の1・2月頃まで日本海を北上し、北海道沖やロシア海域までするめいかを追う。そして1尾ずつ船上に釣り上げ、船内ですぐに-40℃で急速冷凍しているそうだ。そんな船凍いかをもっと多くの人に食べてほしいと語る「飛鳥フーズ」の代表取締役社長、五十嵐七朗さんにお話をうかがった。

1.全国唯一のいか釣り船団出航式でスイッチを入れて

毎年6月、いか釣り船団出航式を行っている

「酒田市では毎年6月に乗組員の苦労に報いたいと慰労と応援の気持ちを込めていか釣り船団出航式を行っています。いか釣りの出航式を実施するのは全国でも酒田港だけです」。山形県船友漁撈長会には『若潮丸』を含め13隻の漁労長が所属している。ほとんどが酒田市の離島“飛鳥”出身で、全国にいる65人の約2割を占める。これは、江戸時代からいか漁が盛んな酒田市ならでは。「飛鳥漁民の遺伝子と心意気は現代まで脈々と息づいています。盛大な出航式をしてもらうと『いかたちよ、待っていろ』とスイッチが入るそうです」。

2.不漁続きでも、多くの人に船凍いかのおいしさを伝えたい

釣り上げたいかは、
船上ですぐに-40℃で急速に冷凍する

「近年は他国籍の違法な船の操業などがあるため、命を懸けて航行しているのが実情です。さらに、海水温の上昇により今までと違う回遊ルートで北上や南下をするため、ここ数年で水揚げ高が5分の1程度に落ち込んでいます。泣いてばかりいられないので、最新機器を駆使して魚群を追い求めています」。そんな状況の中、「飛鳥フーズ」が買い付けをしている『若槻丸』の船凍いかは生きたまま冷凍するため、皮目が半透明状態で鮮度が格段にいいものばかり。日本全国のお客様においしいいかを届けるため、どんな天候のときもいか漁に出ている。

3.甘みのある刺身や醤油、いかの塩辛。鮮度が高いからなせる技

減塩・無添加のプレミアムいか塩辛と
『若潮丸』船凍いかが原料のいか刺し

船凍いかは酒田港にある「飛鳥フーズ」の関連会社「山形飛鳥」が、いか刺身専門工場の技術とノウハウで製品に仕上げている。たとえば、いか刺身は柔らかく甘く感じられるよう、繊維を垂直に切断して断ち切っているそうだ。「肝も刺身で食べられるほどの鮮度の高さで、お刺身用醤油として肝ポン酢や肝醤油も作っていますよ」と五十嵐社長。化学調味料や保存料など添加物を一切使用していない塩分を控えたいか塩辛もおすすめなのだとか。ぜひ味わって、これまでの塩辛との違いを確かめてほしい。

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